Book cover illustration for The War I Finally Won,a novel by Kimberly Brubaker Bradley.
Client: Hyoronsha
『わたしがいどんだ戦い 1940年』(キンバリー・ブルベイカー・ブラッドリー 著、川島進 装丁) 装画/評論社
Client: Hyoronsha
『わたしがいどんだ戦い 1940年』(キンバリー・ブルベイカー・ブラッドリー 著、川島進 装丁) 装画/評論社
I drew a cover illustration of the Japanese version of 'The War I Finally Won'.
That book's author is Kimberly Brubaker Bradley.
It's a children's book, so I took care not to make it dark.
The sky is dark, but I brightened the grass and trees to add contrast.
A faintly visible fighter in the distance makes us feel war.
There is an expression in the story that I want a dragon to defeat a fighter plane.
So I drew a dragon in the night sky.
Hyoronsha will release it around July 20.
I want you to read this book during summer vacation.
That book's author is Kimberly Brubaker Bradley.
It's a children's book, so I took care not to make it dark.
The sky is dark, but I brightened the grass and trees to add contrast.
A faintly visible fighter in the distance makes us feel war.
There is an expression in the story that I want a dragon to defeat a fighter plane.
So I drew a dragon in the night sky.
Hyoronsha will release it around July 20.
I want you to read this book during summer vacation.
ニューベリー賞オナー、産経児童出版文化賞翻訳賞を受賞した前作『わたしがいどんだ戦い 1939年』に引き続き、続編の『わたしがいどんだ戦い 1940年』に装画を描いています。
舞台は前作から1年後。足の手術をして歩けるようになった主人公の少女エイダが、厳しさを増す戦時中を生き抜く姿が描かれています。
前作の表紙は明るいイメージだったので、今作は印象的な夜のシーンを描いています。
児童書なので暗くなりすぎないよう、空を思い切り暗くした分、手前の草木は明るくしてコントラストをつけました。遠景にうっすら見える戦闘機が戦争を予感させます。
イギリスが舞台なのですが、伝説などに出てくるドラゴンに戦闘機を退治してほしいみたいな表現がところどころに出てきたので、夜空にさりげなくドラゴンを入れてみました。
個人的には写実に寄らず、記号的に描いた木が気に入っています。こんなかんじでまた描いてみたいと思えた1枚になりました。
評論社から7月20日ごろ発売されます。夏休みにぜひ読んでほしい1冊です。
舞台は前作から1年後。足の手術をして歩けるようになった主人公の少女エイダが、厳しさを増す戦時中を生き抜く姿が描かれています。
前作の表紙は明るいイメージだったので、今作は印象的な夜のシーンを描いています。
児童書なので暗くなりすぎないよう、空を思い切り暗くした分、手前の草木は明るくしてコントラストをつけました。遠景にうっすら見える戦闘機が戦争を予感させます。
イギリスが舞台なのですが、伝説などに出てくるドラゴンに戦闘機を退治してほしいみたいな表現がところどころに出てきたので、夜空にさりげなくドラゴンを入れてみました。
個人的には写実に寄らず、記号的に描いた木が気に入っています。こんなかんじでまた描いてみたいと思えた1枚になりました。
評論社から7月20日ごろ発売されます。夏休みにぜひ読んでほしい1冊です。